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記憶の性質④ インプットとアウトプットと負荷1

記憶の性質はこれで最後になります。インプットとアウトプットの理解はこれまで以上に重要な項目ですので、しっかりと理解してください。

まずは岳伸塾での定義から、インプットとは情報を外部から取り入れることを言います。五感(視覚<見る、読む>、聴覚<聞いたり>、嗅覚<臭う>、触覚<書く、触れる>など)で感じるような学習はほぼ全てインプットとなります。

次にアウトプットとは脳に入っている情報を外に出すことを言います。

人間はすべての情報を記憶していこうとはしません。五感として受け取る情報は生きている限り、大量に入ってきます。これらの情報がすべてが取り出せる記憶として、保存されるわけではありません。私たちの脳は生存していく上で必要な情報だけを取捨選択をし記憶を保存しています。インプットでの情報は常に大量に入ってくるため、ほとんどは生存していくために不必要なものとして処理される事になります。脳は単純にインプットされた情報を記憶しようとはしません。インプットだけで強い記憶にするためには、気の遠くなるような回数を重ねなければなりません。日常的に出て来る様な情報で意識しなければ、これは非常に難しい事なのです。大量に記憶する必要性のある学習にはインプットを多用する事は不向きなのです。これは意識してもらいたいと思っています。

少し、長くなりますがインプットの情報がどれほどまでに脳にとって記憶するまでのない不必要なものなのかを感じていただきたいと思います。

あなたは、これを見ている瞬間も耳を澄ませばおそらく何かの音が聞こえています。視野からたくさんの情報が入ってきています。空気の温度を感じています。匂いを感じています(自分の部屋の匂いは麻痺しているかもしれませんが脳は確実に処理しています)。・・・・・これをあなたの脳は24時間行っているのです。(意識は無いですが、寝ている間も行っているはずです。機械を付け脳波を調べれば、確実に反応を起こすでしょう。)

あなたは毎日、視界に入ってくる玄関先にある小石を覚えていますか?今までに何回、視界に入ってきたでしょうか?もしかしたら、コケがついていて綺麗な緑色をしているかもしれません。実は小石ではなく、ダイヤモンドかもしれません。本当にダイヤモンドだとしても、記憶として引き出す事は出来ないでしょう。数を何回重ねても、あなたがそこに意識を持っていかない限りは、全て、潜在意識の奥深くに沈められてしまい処分される事になるのです。

少なからず、生きていれば何度も何度も同じ情報をインプットされているはずです。これら全ての情報の大部分を覚えているでしょうか?また、覚える必要があるでしょうか?必要な記憶を取り出す際や何かを考える際に、意味が無いどころか、出てきてもらっては困る情報なのです。だからこそ、忘却は必要なのです。

意識をしないインプットの情報は全て忘れ去られます。インプットの情報は何度、反復しても意識がそこに向かない限り、必要とはみなされないのです。

アウトプットは、五感を使った大量に入ってくる情報とは全く性質の違う情報として処理されます。あなた自身が意識的に「意志の力(思い出そうとすること)」を使って、脳から情報を取り出さなければならないからなのです。アウトプットはあなたがその時に、何かを考える上で必要な情報だから意識的に取り出した記憶なのです。それは脳にとって、必要な情報であると判断されます。少なくとも、そのときには必要としたはずだからです。

インプットされた情報とアウトプットされた情報とでは、脳が記憶として残そうとする機能の働きが大きく違う事を常に意識しなければなりません。そのためには、「インプットを減らし、アウトプットの回数を増やす」という行動を意識的に起こす必要があります。しかし、多くの人がアウトプットと勘違いし、インプットを大量に繰り返しているという事実を知りましょう。このことが腑に落ちて理解できるように、次の記事で「筋肉」に置き換えて話をします。

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