(この動画は童話になぞらえている物語ですのでとても長いものになっています。勉強に対する大切な考え方を学ぶのに物語は聞きやすいのではないかと思います。今日は授業動画をお休みにして勉強法についてゆっくり考えてみてください。)
※ここに登場するかめは真面目な心を持っています。不真面目な子。やる気のない子。そういう次元の話ではありません。
あるところに一匹のうさぎと一匹のかめがいました。
2匹で競争することにしました。ゴールはどこか知らされていませんが、何年も何十年もかかるとても長い道のりだそうです。
うさぎはいつも、かめの何倍も速く走ります。しかし、うさぎはいろいろな事にも興味があります。すぐにレースを外れては他の動物と遊び、何事にも全力なので疲れては寝ています。しかし、かめは真面目にこつこつレースを走っています。
かめはうさぎに抜かれても抜かれても、根気強くレースを走り、その度にうさぎを抜き返します。頑張って頑張って努力し、何度もあの足の速いうさぎを抜き返したことに誇りを感じていたのでした。「今のまま続けていけばきっと、うさぎより先にゴールする事ができる」と希望を胸に一歩一歩力強く進んでいくのでした。
数年間、お互いに抜いては抜かれ、抜いては抜かれを繰り返しているうちに、かめは気付いたのです。
うさぎがとっても楽しそうなことに・・・。
うさぎは足が速いので、色々な経験をすることが出来ました。レースを離れてはスポーツをしたり、たくさん他の動物たちと遊んでいるので、すごく楽しそうです。それから、うさぎはとても足が速いので周りの動物からモテモテです。そして、あろう事かうさぎの足は年々速くなっているのです。
ある日、いつもいつも真面目なかめは聞きました。
「どれくらいレースを走っている?」と
そしたら、うさぎは答えたのです。
「え?ほとんど走ってないよ。だって友達と遊んだほうが面白いもん」
うさぎの話を聞いて、かめは愕然とするのでした。
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