田川の塾|記憶術の致命的デメリット③~記憶する量が増える~【年号を語呂合わせで覚えてはいけない】|超効率的勉強法を追求する個別指導の岳伸塾(ガクシンジュク)」

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記憶術の致命的デメリット③~記憶する量が増える~【年号を語呂合わせで覚えてはいけない】

前回の九九を覚えてはいけない理由で、補足の部分で「量が増える」という話をほんの少しだけしました。
量の増え方はリンクを作らない暗記術と比べると2倍や3倍というのはざらで10倍以上になる場合も当たり前のようにあります。

今回はそんな記憶術の致命的な欠点である「量」についてお話していきます。

この記憶術における量の問題は「語呂合わせ」では深刻な問題を引き起こします。

歴史の年号を覚えるために、「ゴロ合わせ」を利用するのは音(リズム)やストーリー、イメージも関連付けることが出来るため、非常に強力な記憶術となります。しかし、平安京の遷都を覚えるのに「なくようぐいすへいあんきょう」と794の3つの数字を覚えるためだけに14文字の情報を無駄に覚えなければなりませんj。

意味の無いウグイスまで登場していますが、テストで出題されるようなもっと重要な人物や平安京のイメージが連想される形で入っているといいのですが、この語呂合わせは記憶術初心者が大量に作ったのではないかというくらい杜撰な作りになっています。入試で点数を取るために作られたというよりもダジャレで覚えているだけですね。

前回の九九を覚えてはいけない理由で、補足の部分で「量が増える」という話をほんの少しだけしました。
量の増え方はリンクを作らない暗記術と比べると2倍や3倍というのはざらで10倍以上になる場合も当たり前のようにあります。

今回はそんな記憶術の致命的な欠点である「量」についてお話していきます。

この記憶術における量の問題は「語呂合わせ」では深刻な問題を引き起こします。

歴史の年号を覚えるために、「ゴロ合わせ」を利用するのは音(リズム)やストーリー、イメージも関連付けることが出来るため、非常に強力な記憶術となります。しかし、平安京の遷都を覚えるのに「なくようぐいすへいあんきょう」と794の3つの数字を覚えるためだけに14文字の情報を無駄に覚えなければなりませんj。

意味の無いウグイスまで登場していますが、テストで出題されるようなもっと重要な人物や平安京のイメージが連想される形で入っているといいのですが、この語呂合わせは記憶術初心者が大量に作ったのではないかというくらい杜撰な作りになっています。入試で点数を取るために作られたというよりもダジャレで覚えているだけですね。

最近では710年、平城京の遷都を覚えるのに「納豆(710)ネバネバ平城京」という訳の分からない覚え方をしている生徒までいます。僕たちが学生の頃は、「なんと(710)きれいな平城京」だったのですが、こちらの方がきれいなお城を連想出来て、リンクとしてはまだマシです。しかし、テストでは平城京がキレイかどうかなど問われないので、無意味な記憶です。

記憶術のことを全く学校が教えないためカオスと化しています。そもそも、学校の先生がたも無意味な情報を大量に覚えることをあまり気にしていないというのも問題でしょう。

記憶術はたくさんの量を覚えることができるため、このデメリットである覚える量が増えても、気にしない傾向にあります。しかし、「塵も積もれば山となる」ということも頭に入れておかなければなりません。ゴロ合わせで登場したウグイスのように無意味な情報を大量に記憶していけば、記憶の整理に支障が出たり、どれとどれの関連付けだったのか分からなくなってしまうことも考えられます。

また、「他の記憶が忘却をもたらす」と言う事も前の記事で述べたとおりです。新しい記憶が忘却を引き起こすという性質上、不要な知識が増えれば増えるほど学習に障害をもたらすことを理解しておかなければなりません。可能な限り量を減らすという努力は常に行うべきなのです。

記憶術では、覚える量が増えてしまうことをしっかりと理解しておいてください。また、この語呂合わせで覚える方法は歴史の前後との因果関係がなく、情報の整理という面でもマイナスです。歴史には流れがあるのですが、それを無視して単体で覚えている場合が多々あります。

さらに、公立高校入試では20年間の過去問を見ても年号自体が答えとなる問題が出題されていません。「古い順に並べよ」という問題は毎年のように出題されますが、これは年号を覚えなくても年表を横で何度も反復すれば、流れ(連続性)で覚えることが出来ます。この方法を使えば一切、無駄がなく情報を整理して覚えることが出来るのです。

年号を語呂合わせで覚えるべきかどうかは、あなたの志望校の過去問を分析して年号自体が問われているかどうかもチェックしなければなりません。過去問も分析せず、ただいたずらに量を増やす語呂合わせを大量に覚えるのは控えなければなりません。とても大事な年号のみに絞り、積極的に語呂合わせを利用しないことをお勧めします。

【補足】九九で例に挙げて記憶術における「量」の問題を理解しよう!!

記憶術を語るのに九九が最適ですので、今回も例に挙げてみましょう。7×8=56は暗記術の場合、「7」と「8」の組み合わせ+「56」しか覚えなくてもいいため4文字となります。また、音に変換していないため計算の速い子どもたちは画像で処理して見た瞬間に答えが閃きます

これに対して、記憶術(九九)の場合は一度、音に変換する必要があります。暗記術の場合は画像だけでよかったのですが、画像プラス9文字の音「ひちはごじゅうろく」も覚えなければならないのです。

覚える量としてはたったこれだけで3倍を超えています。

また、暗記術は単体での記憶に適していますので、前後の記憶は必要ありません。しかし、九九の場合は「連続性」を使って引き出す事も考えて作られています。「ひちはごじゅうろく」だけを覚えさせられた人はいないでしょう。「7の段」をセットで覚えたのではないでしょうか?

さらに、九九の場合は数字の組み合わせで前後が入れ替わった場合、別物として覚えなければなりません。つまり、九九の場合は「7×8=56」と「8×7=56」を別で覚えなければならないのです。また、1の段や相手が1になる場合は全て覚える必要がありません。1の相手が答えとなるから、覚える必要が無いのです(これは九九の場合も同様ですが・・・)。日本人のほぼ全員が九九を覚えたと思いますが、全て覚えるためには81通りを覚えさせられたはずです。しかし、暗記術で覚える場合には、全て無駄を省き、量を減らせば36通りしか覚える必要はないのです(下の黄色い箇所のみ)。

少なくとも、前後の入れ替えを考えれば約6倍以上の量を無駄に覚えなければならないということです。