今回は「体で覚える」ということについて話をしていきたいと思います。
「書く」という行為はまさに「体で覚える」という概念に最も近い勉強法だと思います。しかし、この方法は頭だけのアウトプットに比べ10倍以上、回転速度に差がつくほど非効率な方法です。
非効率にも関わらず、なぜ「書く」という方法で覚えようとする人たちが絶えないのでしょうか・・・。
それは「書く」という行為そのものについて、深く理解していないばかりでなく、理解しようともしていないことが原因です。また、そもそも記憶についての知識が不足している場合、その事について考える基礎知識が決定的に足りていない場合がほとんどだからです。
また、達成感があるからかもしれません。頭の回転だけで覚えるよりも、指を使うので指が痛くなりますし(タコができるかもしれません)、精神的にも肉体的にも疲弊します。
苦労してようやく手に入れた記憶。何だか体で覚えた気がしますよね?
聞いたことがありませんか?「体で覚えなさい」と。おそらく、これは感覚的なものなんだと思います。もちろん、現実的にはありえません。当たり前ですが、「情報は頭で覚えるものです」
しかし、世の中には、もちろん体を動かさなければ覚えられないものもあります。
例えば、野球のピッチングフォームやバッティングフォームなどは、何度も何度も実際に体を動かし、「体で覚える」ほかありません。微妙な筋肉の動きなどは実際に行わなければ、頭の中では完全に再現できません。
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