田川の塾|青ペン書きなぐり勉強法の落とし穴|超効率的勉強法を追求する個別指導の岳伸塾(ガクシンジュク)」

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青ペン書きなぐり勉強法の落とし穴

青色が記憶に残りやすいと初めて聞いた時、そんなわけないでしょ!というのが最初の印象でした。人生を思い返してみてほしいのですが、青色のものばかりが思い浮かんでくるでしょうか?もしそうなら、生きて行く上でとても苦労するはずです。生きて行く上で青ばかりが重要ではないからです。

人間は青を特別に覚えるように出来ていないはずなのです。また、アウトプットのために消え化しなければなりませんが、赤シートや緑シートで消すことが出来ません。むしろ使うべき色ではないと調べる前から考えていたのです。

しかし、否定する意見を述べる以上は調べなければならないと思いインターネットで調べてみました。

青色は記憶に残りやすいという理由は大きく分けて次の3つでした。①「鎮静効果」、②「印象効果」、③「達成感」です。

①に関しては青色は昔からリラックスや鎮静効果があると言われていましたので、特段、新しい情報ではないでしょう。その効果を勉強の時に使ったに過ぎません。

②に関しては普段から青を多用していては、意味が無くなりますね。これを利用するなら「青」は「ここぞ」という重要なキーワードしか使えません。たくさんのものを覚えなければならないと考えると、使えませんね。

③に関しては「インクが減ることが可視化され達成感を味わいやすい」というのはもはや「青」が関係なくなっています。昔からあるボールペンを使った「やる気アップ」のテクニックです。

ということで、採用理由があるとすれば①番のみです。この効果を狙って「青色を勉強に正しく取り入れる方法」は次の動画でお話しします。

集中力を上げることによって記憶力をアップさせるというのなら、音楽やテレビを見ながら集中せずに青色で書いても記憶力がアップするわけではないのです。このことから、青色が直接、記憶の残りやすさに左右しないことが分かります。

一番の問題は現在、青色を使った勉強法のスタンダードが「青ペン書きなぐり法」だということです。

青色が記憶に残りやすいと初めて聞いた時、そんなわけないでしょ!というのが最初の印象でした。人生を思い返してみてほしいのですが、青色のものばかりが思い浮かんでくるでしょうか?もしそうなら、生きて行く上でとても苦労するはずです。生きて行く上で青ばかりが重要ではないからです。

人間は青を特別に覚えるように出来ていないはずなのです。また、アウトプットのために消え化しなければなりませんが、赤シートや緑シートで消すことが出来ません。むしろ使うべき色ではないと調べる前から考えていたのです。

しかし、否定する意見を述べる以上は調べなければならないと思いインターネットで調べてみました。

青色は記憶に残りやすいという理由は大きく分けて次の3つでした。①「鎮静効果」、②「印象効果」、③「達成感」です。

①に関しては青色は昔からリラックスや鎮静効果があると言われていましたので、特段、新しい情報ではないでしょう。その効果を勉強の時に使ったに過ぎません。

②に関しては普段から青を多用していては、意味が無くなりますね。これを利用するなら「青」は「ここぞ」という重要なキーワードしか使えません。たくさんのものを覚えなければならないと考えると、使えませんね。

③に関しては「インクが減ることが可視化され達成感を味わいやすい」というのはもはや「青」が関係なくなっています。昔からあるボールペンを使った「やる気アップ」のテクニックです。

ということで、採用理由があるとすれば①番のみです。この効果を狙って「青色を勉強に正しく取り入れる方法」は次の動画でお話しします。

集中力を上げることによって記憶力をアップさせるというのなら、音楽やテレビを見ながら集中せずに青色で書いても記憶力がアップするわけではないのです。このことから、青色が直接、記憶の残りやすさに左右しないことが分かります。

一番の問題は現在、青色を使った勉強法のスタンダードが「青ペン書きなぐり法」だということです。

アウトプットの方法として「書く」ことが最も非効率であることを理解しておくべきです。何も考えずに書きまくってはいけません。「出来るだけ少ない量で覚える」のが鉄則なのです。

青ペン書きなぐり法は最強のインプットだという記事までありましたが、そもそも非効率な書く勉強法をインプットにするなんてとんでもなく最悪の勉強法に成り果てます。青の色を利用しているということは文字を見ていることになります。見ている時点でインプットになり、アプトプットは絶対に出来ないのです。非効率な書く勉強こそ、アウトプットにしなければなりません。そのためには、見ないということが大前提なのです。隠すわけですから、青色だろうが何色だろうが関係ないのです。

インターネットを調べると「ひたすら書いて書いて書きまくる」「どんどん脳に刻まれる」などの言葉が並んでいます。これらは安易に鵜吞みにするべきではありません。ただ、フラシーボ効果は侮れませんし、「鎮静効果」、「印象効果」があることもまた否定しません。ただ、勉強に応用するとなると難しいのです。下手にこの効果を利用すると、逆に効率性を落とす間違った勉強法に陥ってしまうことを覚えておいてください。

【補足】

青色が記憶に残りやすいと聞いて、仕事柄「なぜ青色は記憶に残りやすいのだろうか?」と考えるのが僕の職業病です。僕はすぐに「毒」を連想しました。人間は危険を感じたときには感情が動き、危険を回避しようとする機能が備わっていると考えているからです。人間は本当の恐怖体験をしたら一生忘れないくらい記憶に残ります。

食料で「青」を思い浮かべても、なかなか思い浮かびません。もし、青色のキノコやりんごがあったら、「毒キノコや毒りんご」じゃないか?と思うのではないかと思います。そして、実際にそれを目の前で見たら一生忘れないかもしれません。また、こんな想像もしてみました。もし、友達が怪我をして青色の血が出たら、これもやっぱり忘れることが出来ないでしょう。

「青色」=「毒」なのでしょうか?

ちなみにインターネットで調べてみました。

みなさんも思い浮かべてみてください。思い出せますか?

何個くらい思い出せましたか?

ちょっと調べてみました。すると普通にありますね。代表格が「ブルーベリー」「かき氷のハワイアンブルー」・・・。

おい!思い出せてないやないかい!しかも、希少なもの珍しいものは印象効果があり思い出しやすいのですが、珍しいとも感じていないようです。むしろ、赤色の食材や黄色、緑の食材のほうがすぐにピンとくるのではないでしょうか?それは何度も目にすることによってしっかりとリンクされているからです。やはり、色程度の効果では意識してアウトプットしないと大きな効果は無いと思われます。ちなみに、「青色」=「毒」ではなくポリフェノールの一種のアントシアニンが入っていたりして、青色の食材は毒どころか体にいいものもたくさんあります。

では、なぜ、キノコやりんごが青だと毒を連想してしまうのか?

共通するのは「あり得ない」「人生で見たこともないくらい珍しい」ということです。これは「感情」が動く条件でもあります。しかし、普段から勉強で青で書いていてこのようなことが起きるはずがありません。特に、勉強の時に「集中力を高めたい」「やる気アップ」のため、筆記用具に青をそろえたり、青でノート作りをする場合は「あり得ない」「人生で見たこともないくらい珍しい」という効果はほぼ使うことが出来ないと割り切りましょう。目立つものを覚えやすいですが、その効果もなくなります。

結局のところ青色が直接的に記憶を左右するほどの力は無いというのが僕の見解です。青色で書くくらいで成績が上がっていたら、みんな優秀になってしまいます。塾の経営で苦労はありません。そんなに甘くないのが現状です。

勉強で青色を採用するのは「集中力を高める」「モチベーションのアップ」と考えるのが妥当だと考えています。長時間勉強する際に「集中力」や「モチベーション」を維持することはとても大切なことです。
その結果、記憶力アップをするのであれば、採用する価値はあると思います。まあ、青色にしたくらいでは集中力やモチベーションアップの効果はたかが知れていますが・・・。