田川の塾|【もっと考察】書かずに覚えられることの証明~指を動かす刺激が記憶を強めているのか?~|超効率的勉強法を追求する個別指導の岳伸塾(ガクシンジュク)」

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【もっと考察】書かずに覚えられることの証明~指を動かす刺激が記憶を強めているのか?~

僕は「『書く』というのは見ながら書けば、視覚からのインプットになり、最悪の勉強法。見ないで頭の中の記憶から思い出して書けばアウトプットになり、その後に視覚からのインプットとなる」といいました。では、手の感覚による触覚や筋肉を動かす事は記憶を強化するのかと言う問題について考察してみたいと思います。

まず、鉛筆やシャープペンシルを持ったときの触覚は、記憶と結びつくような要素は一切ありません。どんなことを覚えるときも全く同じ感触です。ですので、「筋肉を動かす事が記憶と結びつくのか?」に絞る事ができます。

「書く」時、どのようなことが行われているのか・・・。まず、始めに頭の中で形をイメージし、その形になるよう筋肉を動かしていきます。この時に、頭の中で形をイメージしているのがアウトプットになるのです。僕はこの時に、記憶が強化されていると考えています。その後の、筋肉の動きは記憶には直接関係しません。

筋肉を動かすたびに、記憶を蓄積していけば、頭の中の情報量は大変な量になります。そもそも、「書く」際の筋肉の動きは、覚える情報に応じてそれほど変わりません。記憶との「関連付け」が行われるとは考えにくいのです。僕たちは記憶として保持している情報を「書く」際、筋肉を動かす前に形のイメージができています。それを思い出して、覚えているに過ぎないのです。

手がどんな動きをしているか意識しないで、機械で何かの文字の通りに手を何度も何度も字を動かしても、その文字を覚えることはないでしょう。その形を頭の中でイメージして初めて記憶に繋がるのです。

ところで、僕は塾の仕事の他にプログラマーをしています。WEB系の言語ばかりですがHTML、CSS、Javascript、PHP、Java、ActionScriptなどのコンピューター言語を理解し覚えたのですが、一度も紙に書いたことはありません。

書かなくても、タイピングだけで覚えたのです。これは「筋肉の動きが違っても問題ない」と言う事です。

僕は「『書く』というのは見ながら書けば、視覚からのインプットになり、最悪の勉強法。見ないで頭の中の記憶から思い出して書けばアウトプットになり、その後に視覚からのインプットとなる」といいました。では、手の感覚による触覚や筋肉を動かす事は記憶を強化するのかと言う問題について考察してみたいと思います。

まず、鉛筆やシャープペンシルを持ったときの触覚は、記憶と結びつくような要素は一切ありません。どんなことを覚えるときも全く同じ感触です。ですので、「筋肉を動かす事が記憶と結びつくのか?」に絞る事ができます。

「書く」時、どのようなことが行われているのか・・・。まず、始めに頭の中で形をイメージし、その形になるよう筋肉を動かしていきます。この時に、頭の中で形をイメージしているのがアウトプットになるのです。僕はこの時に、記憶が強化されていると考えています。その後の、筋肉の動きは記憶には直接関係しません。

筋肉を動かすたびに、記憶を蓄積していけば、頭の中の情報量は大変な量になります。そもそも、「書く」際の筋肉の動きは、覚える情報に応じてそれほど変わりません。記憶との「関連付け」が行われるとは考えにくいのです。僕たちは記憶として保持している情報を「書く」際、筋肉を動かす前に形のイメージができています。それを思い出して、記憶しているに過ぎないのです。

手がどんな動きをしているか意識しないで、機械で何かの文字の通りに手を何度も何度も字を動かしても、その文字を覚えることはないでしょう。その形を頭の中でイメージして初めて記憶に繋がるのです。

ところで、僕は塾の仕事の他にプログラマーをしています。WEB系の言語ばかりですがHTML、CSS、Javascript、PHP、Java、ActionScriptなどのコンピューター言語を理解し覚えたのですが、一度も紙に書いたことはありません。

書かなくても、タイピングだけで覚えたのです。これは「筋肉の動きが違っても問題ない」と言う事です。

最近の子供たちだったら、「タイピング」でローマ字を覚えたという子も少なくないはずです。書かずに覚えられることはこれが証明しています。

しかも、このタイピングをするという行為は「書く」ことのメリットをほぼ兼ねています。見なければアウトプットができますし、合っているか目で見て確認もできます。しかも、ソフトによっては正誤判定までしてくれますし、ゲーム感覚で楽しく学べるものもあります。ブラインドタッチができる人にとっては、「書く」よりも速くタイピングする事ができ、同じ時間でよりたくさんのアウトプットを行うことが出来るのです。英語のスペルであれば、タイピングのほうが「書く」よりも優れているかと思います。また、この学習法は副産物としてブラインドタッチを習得することもできます。パソコンやネット環境が普及した現代では重要なスキルの一つになっているため一石二鳥と言えます。

ところで、「普段、パソコンを使っているので漢字が覚えられない」と言う人がいます。それは英語のスペルと漢字とでは決定的な差があるからです。漢字はパソコンの変換機能を使います。つまり、使用者ではなくパソコンがアウトプットを行い、アウトプットの機会を奪うから覚えられないのです。さらに、注目すべきなのはパソコンが漢字を変換した後に取る行動です。私たちは通常、パソコンの変換機能を使った場合には誤変換がないか確認をします。つまり、目で見て確認し、インプットをしているのです。これらのことはアウトプットの重要性とインプットではなかなか覚えられないということも同時に示してくれています。

僕は「書く」ことによる筋肉の動きが、記憶に関連するとは思えません。「書く」ことに捉われすぎずに、もっと自由に効率的なアウトプットが出来る方法を考えてください。

<補足>プログラミングを独学で学んだ話~「実体験」の大切さ~

動画でも話していますが、僕は塾の仕事の他にWEBプログラマーをしています。プログラミング言語には多くの言語があり、経験したものだけでもHTML、CSS、Javascript、PHP、Java、ActionScriptなどがあります。サーバーサイド(※データを保管しているコンピューター側)の言語も理解は出来るのですが、サーバーの設定が難しく断念しました。各言語の書籍は基礎の本でも学校の教科書など問題にならないくらい分厚く辞書みたいなものばかりです。僕は、独学で学んだのですが書いて覚えたことは一度もありません。全てタイピングによるものです。

僕の場合、どれだけ本を読んで理解していっても、コードは一向に書けるようにはなりませんでした。最初はマークアップ系(※とにかくめちゃくちゃ簡単な言語と思ってください)のHTMLすら理解するのに苦戦しました。(HTMLやCSSの場合、プログラミングと言っていいのかな?コーディングかも?)そもそも、何から手を付けていいのかエディターは何がいいのか?コードがどのような働きをしているのか?とにかく、辞書のようなプログラミングの教材を断片的に理解しても、繋がらないため「完全に理解した」という感覚を味わうことが出来ませんでした。断片的に理解しても「だから、何?」「これが分かったところで結局どうしたらいいの?」くらいの出来ない自分に苛立っていたのを覚えています。今考えれば、HTMLなんて1日で理解できるくらい簡単な言語なのですが・・・。

この状況が一変したのは半年後くらいでした。

エディター(※プログラミングをするのに特化したソフト)やローカルサーバー(※自分のパソコンにテスト環境を作る)を稼働させ、実際に言語を書いてみて表示確認をしてみたのです。

その繰り返しを行うことで今までの苦労が嘘のようにすべてが繋がっていきプログラミングの理解が一気に進んだのでした。気付けば真っ白なファイルから何百何千行ものファイルをもう数え切れないほど作っていました。

実際にプログラミングをするという「実体験」こそが最大の学習なのだとその時、改めて思い知らされました。

紙に書いて学習をしていてはいつまで経っても本当の意味で理解など出来なかったと思います。

ほかのプログラマーの人達はどうなのか良く知りませんが、コードを紙に書いて覚えている人はほとんどいないと思います。そもそも、紙にコードを書いてもエラーを吐き出してくれません。プログラミングソフトに直接、打ち込んでいけばデバッグをしたり表示確認をしながらアウトプットができます。そうやって、実践を通して覚えていっているのではないかと思います。