前回は「青ペン書きなぐり法の落とし穴」についてお話ししました。
もう一度、前回の要点を振り返りたいと思います。
青色が記憶に残りやすいという理由は3つあり、①「鎮静効果」、②「印象効果」、③「達成感」でしたね。
②の「印象効果」や③の「達成感」を勉強に取り入れたい場合は、青色ではなくてもインクの入ったボールペンであれば、何色でも良いと思います。
普段はシャーペンを多用するはずですので、青色同様に印象効果は十分引き出せると思いますし、インクが見えるボールペンならインクの減り方が分かり達成感も得られるでしょう。
つまり、「勉強のために青を採用する理由がある」とすれば、①番の「鎮静効果による集中力アップ」なのです。
勉強だけではなく、仕事においても長期戦になりますので「集中力」や「モチベーション」の維持はとても大事だと考えています。
では、この「リラックス効果」を利用して「青」を採用する場合、僕なら次のようにします。
- 筆箱の中身はシャーペンと青ペン、青の蛍光ペンなど文房具は青色一色にする。
- 文字の消える化のために、青シートを購入し、赤のチェックペンでキーワードに線を引く。
- 勉強部屋や文房具から「青」のリラックス効果の反対の作用のある「赤」を全て排除する。
簡単に言うと勉強するときや仕事の時は目につくところには出来るだけ「青で統一して、赤を排除する」ということです。
ただし、例外として、赤のチェックペンを採用するのは青シートを利用するためです。岳伸塾の勉強法では「インプットを出来るだけ減らしアウトプットの時間を出来るだけ増やす」方法を採用していますので、インプットは最初の少しの時間だけですぐにアウトプットの回転にすることになります。
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