田川の塾|極意① 既存情報とリンクさせる|超効率的勉強法を追求する「1対2個別指導の岳伸塾(ガクシンジュク)」

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極意① 既存情報とリンクさせる

記憶術で最も簡単な方法は既に記憶してある情報と結びつける(リンクさせる)方法です。たったこれだけですが、単純に暗記術を使うよりも少ない回数で長期的に記憶することが出来ます。

これは学校の先生や塾の講師も普段から利用している方法で、多くの学生が既に取り入れていると思いますので、記憶術の基本であるリンクがどれほど効果的なのかよく理解できるのではないでしょうか?一応リンクを強めるための条件がありますので、押えておきましょう。

  1. リンクさせる記憶は絶対に忘れない、強い記憶のものにする。日常生活で使うような情報や深層心理まで深く理解し、腑に落ちている情報にする。
  2. 覚えたい情報とリンクさせる記憶は関連性がある必要がある。

ポイントを踏まえて、例をひとつ挙げてみたいと思います

「rain」という単語を知らないとします。この場合は、誰もが知っている「虹」と結び付けます。虹は英語でrainbow(レインボー)です。そこで、「雨が降った後に出来るものだからレインボー」「rainは雨と言う意味。bowは形が弓のようだから」などいろいろな関連性のある情報とリンクさせれば、高速回転をさせなくてもすぐに記憶することができます。

もし、いくら関連性があっても最近覚えたばかりの単語や知らない単語と「rain」をリンクさせてしまっては、リンクした単語もろとも忘れてしまう可能性が高いです。また、絶対に忘れないような記憶だとしても全く関連性の無い「りんご」とリンクさせては、まずうまくいかないでしょう。

このように、既存情報と簡単にリンクを作れるのですが、意識していないと案外、気づかなかったり、リンクを作ったりしていないものです。ですので、普段から関連性のある記憶同士をリンクさせていく意識を持って学習に取り組んでください。

<もっと考察>勉強はそもそも既存情報と結び付けて理解するもの

既存情報と結び付けて勉強するというのは、教える側にとって、当たり前のことです。
教わる相手は今知っている情報を元に考えますので、教える側は基礎知識の量や理解度を把握し、それらに結び付けて教えます。
これを逆に考えれば、学生のみなさんは勉強をするとき必ず既存情報を元に考え、理解していると言えるのです。何も知識が無ければ、考えることすら出来ないので当然ですね。

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