これは、勉強ができる子どもの反対の勉強法です。なので、
しかし、勉強が出来る子たちがしないこの勉強法こそが、勉強が出来ない子たちにとっては非常に効果の高い勉強法になるのでしっかりと理解をしてもらいたいと思います。
これは勉強が出来る子たちにとっては参考程度に考えておいたほうが良いかもしれません。ただ、かなり苦手な分野を攻略するときには良い方法となるでしょう。
一点突破勉強法とはその名の通り、
「他の教科を捨てて、1教科のみを集中的に勉強する」方法です。
これを聞くと、「他の教科を捨てるなんてありえない・・・」「今でも成績が悪いのに、さらに点数が落ちたらと考えるとゾッとする」
色々な理由でこの勉強法に踏み切ることが出来ないでしょう。しかし、理屈を知ることでいかに効率的な勉強法へと移行していけるのか分かるようになります。
下の図を見てください。
勉強は基本的にやればやるほど、楽に簡単になっていきます。
図で言うと、左から右のほうへ移行していくわけです。
始めは勉強がなかなか理解できないので、反復する回転数も上がってきませんし、それどころか分からなくて全く進まないと言う事もありえます。また、時間も多くかかってしまいます。さらに、指導者もなかなか進まないのでイライラすることもしばしば・・・。特に問題が簡単であればあるほど、イライラは強くなるでしょう。この時期を地獄ゾーンと呼びます。本当にきつい時期です。
これを抜け出すには、しっかりと理解をしたときに、何度も実践を重ね回転させていく必要があります。回転を重ねるごとに、天国のゾーンへと進んでいき、回転数も上がり時間も短期間で多くの復習ができるようになります。ここまでくれば、その教科に対して自信が生まれ、楽しさも感じる事ができ、勉強もすごく楽になるのです。
しかし、勉強が出来ない多くの子供達は間違った勉強法でずっと地獄をさまようことになるのです。この地獄ゾーンから抜け出すには以下のポイントがあります。
- 一時的でも、勉強が出来る人よりも多くの勉強時間を確保すること。
- 理解後にしっかりと回転をさせること。
- 教科を絞ること。
回転が重要だと言う事は、誰もが知っていることですので、この記事のメインである2番目のポイントについて話していきたいと思います。
よく考えてみてください。
地獄ゾーンでは理解が浅く、時間がかかり、指導者に怒られながら辛い思いをして勉強をしているわけです。理解した後にしっかりと回転していなければ、理解が深まっていきませんし、記憶も強くなっていません。これは誰もが理解できると思います。
何度も何度も繰り返すこと、これが大切なのは分かるのですが、勉強が出来ない子にとってはこれが容易いことではないのです。
まず、地獄ゾーンで理解し、問題が解けるようになるまでにそれなりの時間がかかってしまいます。この時点で、勉強ができる人と既に差が出来ているのです。遅れているのにも関わらずここでぐっと我慢して、回転をさせる子はなかなかいません。そして、勉強時間を増やしていかなければ、立ち止まっても進んでも、どちららを選択したとしても差は広がっていくばかりです。結局、地獄ゾーンからは抜け出すことは出来ません。
しかし、中には他の生徒に追いつこうと必死で勉強をしているのにも関わらず、成績が伸びない子もいます。
その理由は、教科を絞っていないからです。
勉強が出来ない子にとって、全教科を一気に成績を上げようなんて虫が良すぎます。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ここから
この勉強法が書かれている本はお目にかかったことがありません。
なぜなら、勉強法を書く人達は勉強が出来るので「一点突破」のような勉強法はしてきていないからです。
しかし、勉強が出来る人が感じている理解の感覚、スピードの感覚。それをいち早く味わえるのはこの方法以外ありません。「これほど深く理解できるのか」「これほど速く学習できるのか」その感覚が出来る人の感覚。それが当たり前になればその教科はきっと大丈夫。
まずは「一点突破勉強法」で地獄から這い上がれ!!そして次に「二点突破」。そうすれば、自ずと光は見えてくる。
勉強はあなたが考えるより苦しくない。もっと楽に。もっと高速に出来るようになる。
必ず世界が変わる。そう信じて貫き通せ!