「暗記術」と「記憶術」はちょうど正反対のような存在です。その理由からメリットとデメリットもまた正反対になることが多いのです。
「暗記術」と「記憶術」のメリットとデメリットを大きく分けると次のようになります。
■暗記術のメリット
- ①すぐに覚えることが出来る
- ②準備がほとんどいらない(消える化のみ)
- ③覚える量が最低限で済む
- ④アウトプットスピードが高速
- ⑤速度が速く覚える量が少ないため反復回数を稼げる
- ⑥リンク(関連付け)が必要ないためリンクの質に影響を受けない
- ⑦難易度が低い
■暗記術のデメリット
- ①すぐに忘れる(大きな欠点)
- ③長期記憶にするために反復回数が必要
■記憶術のメリット
- ①記憶期間が長い(最大のメリット)
- ②反復する回数が少なくて良い
- ③記憶するまでの時間が極端に短い
■記憶術のデメリット
- ①準備や閃きが必要(致命的な場合も)
- ②難易度が高い(致命的な場合も)
- ③アウトプットスピードが遅い(致命的な場合も)
- ④覚えなければならない量が増える(致命的な場合も)
- ⑤速度が遅く量が増えるため反復回数が稼げない
- ⑥メリットは全てリンク(関連付け)の強さに左右される
「暗記術」と「記憶術」はちょうど正反対のような存在です。その理由からメリットとデメリットもまた正反対になることが多いのです。
「暗記術」と「記憶術」のメリットとデメリットを大きく分けると次のようになります。
■暗記術のメリット
- ①すぐに覚えることが出来る
- ②準備がほとんどいらない(消える化のみ)
- ③覚える量が最低限で済む
- ④アウトプットスピードが高速
- ⑤速度が速く覚える量が少ないため反復回数を稼げる
- ⑥リンク(関連付け)が必要ないためリンクの質に影響を受けない
- ⑦難易度が低い
■暗記術のデメリット
- ①すぐに忘れる(大きな欠点)
- ③長期記憶にするために反復回数が必要
■記憶術のメリット
- ①記憶期間が長い(最大のメリット)
- ②反復する回数が少なくて良い
- ③記憶するまでの時間が極端に短い
■記憶術のデメリット
- ①準備や閃きが必要(致命的な場合も)
- ②難易度が高い(致命的な場合も)
- ③アウトプットスピードが遅い(致命的な場合も)
- ④覚えなければならない量が増える(致命的な場合も)
- ⑤速度が遅く量が増えるため反復回数が稼げない
- ⑥メリットは全てリンク(関連付け)の強さに左右される
では早速、「暗記術」と「記憶術」を比較し、メリットとデメリットを簡単に解説していきます。
「暗記術」はやり方さえ覚えれば誰にも簡単に使うことが出来て、準備もいりません。勉強法をきちんと理解してアウトプットの回転に持ち込むことが出来れば、比較的瞬時に覚えることが出来ます。ただし、瞬時に覚えられるのは短期記憶に依存するため、覚えられる量が少なく、長期記憶にするためには反復の回数がかなり必要になります。これは、改めて説明するまでもなくみなさん、感覚的に分かるのではないでしょうか?
しかし、「記憶術」に関しては多くの国民がほとんどまともに理解していません。特に大事なのは「デメリット」です。記憶術は反復の回数が少なくても長期的な記憶が可能である反面、大きなデメリットを抱えているのです。
記憶術は高度な関連付けを利用しようと思えば、かなりの「知識」と「経験」、「閃き」と「準備」が必要になります。
「あなたは記憶術の多くの関連付けを利用した「九九」のような仕組みを一から作れますか?」
「全ての教科、分野において毎回、それを開発しますか?」
そのため、難易度の高い記憶術はほぼ利用が不可能なのです。また、記憶術は関連付けを辿ってアウトプットするため速度が落ちてしまいます。さらに、無駄に覚える量が増え2倍、3倍、ときには10倍になることも当たり前のように起こってきます。これらのデメリットが存在するため、致命的になる場合も少なくありません。
しかし、勘違いしないでください。僕は記憶術を否定をしているわけではありません。むしろ、誰もが利用できる暗記術よりも難易度の高い記憶術をどうやって取り入れていくかが高みを目指す人たちにとって鍵になると考えています。岳伸塾のマスタースタディメソッドは日常的に記憶術を利用し、記憶術と暗記術を同時に使えるようになることが大きな目標の一つになります。
記憶術とうまく付き合っていくために、デメリットをしっかりと理解する必要があります。次回から九九を例に挙げて具体的に説明していきたいと思います。