「もし、あなたにとって一番大切な人が死んでしまったら・・・それも、あなたの目の前で悲惨な事故に・・・」
その時の記憶は一生、無くならないはずです。反復などしなくても、覚えようとしなくても、忘れたくても忘れることは出来ません。
人生で一番「楽しかった」思い出や「恥をかいた」思い出、「悔しかった」思い出、「苦しかった」思い出。
一生忘れないような経験には必ず、強い「感情」が伴っています。
この「感情」を学習に取り入れることが出来たら、どんなに最強の勉強法になるでしょうか・・・。
これらの「感情」を引き起こすには、人と人とが関わらなければいけません。
競い合ったり、学び合いを通していろいろな「感情」を感じながら、学習をすればその機会は圧倒的に増えます。「好きな子に勉強を教えたり、教えてもらったり」「勉強を教えている時に間違えて大恥をかいたり、それを見ていたり」「ライバルに勝ったり、負けたり」これらの経験が様々な「感情」を生み、記憶と強く結びつくのです。
仲間同士の切磋琢磨や助け合いを学習に取り入れることは健やかな人間の成長で欠かす事が出来ないものだと僕は考えています。
それだけではありません。日本の教育の期間は小学校から大学までを考えると16年間ととてつもなく長いのです。
とんでもない長距離マラソンです。
1人で走っていては、楽しくもないでしょう。一緒に走る仲間がいてこそ、最後まで走り切れるのです。
しかし、この「感情」を利用した学習には大きな問題をかかえているのです。
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