来週から期末考査が始まるので、生徒達がテスト勉強をしている間、久々に「京大主席合格者が教える『やる気』と『集中力』が出る勉強法」(著:粂原 圭太郎)を読んだ。前回も、賭けの部分で「やっぱり効果あるのかぁ」とか「そう言えば、昔やってたなぁ」と思ったものでした。しかし、今日、見直してみるとやはり賭けと言うのは人の心を大きく動かす力がある。目標にもなりえる。子供同士で競い合ってすれば、刺激的だろう。・・・しかし、賭けで痛い目にあった親御さんもいるだろうし、賭けは絶対反対。それを子どもにさせるなんて・・・。そういう親御さんも絶対におられるはずだ。
以前、僕が何も言わなくても、お菓子やジュースを賭けてる生徒もいた。何も賭けないより賭けた方が断然、楽しいし、燃える!
度が過ぎると確かに賭けはよくないが、お菓子やジュースレベルの賭けなら、全然良いと思う。
賭けが良くないイメージを作ったのは大人の世界だろう。金が飛び交い、規制があまいので勝者は大儲け、敗者は破滅。一度そんな世界でスリルを味わったら、小さな賭け事に刺激を感じなくなる。だからこそ、心のコントロールが効かなくなる。
賭けは悪いほうに利用すれば、人間を破滅するが、良いほうに使えば、とてつもなく大きな効果をもたらすのだと思う。この書籍を読んでそう感じた。
この「賭け」を健全に利用できるのはやはり「小さな欲」で満足できる子供達に限られるだろう。
まぁ、僕自身、「賭け」たほうが断然楽しいので、利用したい気持ちは凄くあるのだがなかなか、取り入れるのは難しいのだろうなぁ。うーん、いろいろと考えてみよう。