「九大生を中心とした講師陣」とか「九大生をはじめとする国公立大学のみの講師陣」って書かれていると何だかすごい気がしますよね?
岳伸塾でも近い将来、このような特別コースだけの専属チームを作りたいと思っています。
しかし、注意してください。
実際はほとんど講師として働いていないという場合もあるのです。
九大生のアルバイトが週に1回講師として入っても、月1回でも2~3か月に1回でも、在籍していると書けてしまいます。
塾からするとこれは嘘ではありません。
法律的には何ら問題はないのです。
ただ、この広告を見たお客さんにとって、ほぼ受けられないサービスにも関わらず、メリットを感じてしまうのではないかと思うのです。
正直、高校生の生徒を集める際に、何を隠そう、岳伸塾も書きたいなぁと塾長は思っているそうです。
学習塾は商売なんです。生き残っていかなければいけません。
これが正直な話です。
だからこそ、あなたがそのメリットに惹かれたのなら、「どれくらい九大生がいるのか」や「何回くらい出勤している」のかはしっかり問い合わせるようにしましょう。
医学部を志している人にしてみたら、「医学部の九大生」と書かれていたら、とても魅力的ではないでしょうか?
九大は九州で最もレベルの高い国立大学です。
しかも、その頂点である医学部のアルバイトがいるとなれば、医学部を志している人にとって選択肢がないかもしれません。
ところが、医学部と言っても看護科もあるのです。
医学部と書かれていても嘘ではないですが、あまりに親切ではありませんね。
レベルが違い過ぎますので、看護科のアルバイトでは医学部の対応は出来ないでしょう。
しかし、ビジネスです。広告です。
そこは、あなたが調べるしかありません。
さらに、看護科ではなく医学部のスタッフだったとして、学業の忙しい医学部学生がどれくらい講師としてシフトに入れるものなのかという疑問もあります。
実際には「ほとんどシフトに入れない」という状況かもしれません。
「九大の名前が看板として使われているだけ」だという場合もあるかもしれませんので、しっかりと調べてみてください。
入塾してからではもう遅いのです。
塾の経営上、優秀な生徒で実績を出している塾はかなり多いのです。
これは、個人の塾だけではなく、大手ですらそのような状況です。
優秀な生徒で実績を出さなければいけないのであれば、優秀なスタッフは優秀な生徒に配置されるのが当然です。
そのため、勉強が出来ないに優秀なスタッフはつけて貰えない可能性が高いのです。
「九大を中心としたスタッフ」「九大をはじめとしたスタッフ」・・・それに期待してもまず、そのような人材をつけて貰えることは難しいでしょう。
そして、その前に勉強が出来ない子は九大生アルバイトが必要ではありません。
超難問を解くわけではないので、学歴を気にする前に、勉強法の指導がうまい先生やベテラン指導者に頼みましょう