宿題が決して良いことばかりではない理由はこちらにも記載していますので、読んでみてください。
題名の通り、「宿題は写した方がいいレベルの劣悪なものが多く存在」するため、決して手放しでは喜ばないほうがいいのです。
写した方がいいレベルの劣悪な宿題を、真面目に調べて時間をかけて「結局、答えを写す」子どもたちも大勢います。
答えを写すインプット学習の繰り返しです。
さらに、その上をいく、時間が奪われる調べて答えを写す最悪のインプット学習。
時間がかかるだけではなく、ダラダラ宿題をする習慣がついてしまいます。
本当に子どもの未来を潰してしまう宿題です。
学校の先生や両親も勉強法を学ばないため、非効率な学習を強制してしまいます。
非効率な学習の強制をしてしまうと、その子にとって本当に大切な勉強をする時間が毎日毎日、奪われてしまうのです。
結構、耳にするのが「学校に塾の宿題を持って来て、授業中に答えを写している」と言うものです。
かなり、このケースは多いのではないかと思います。
「宿題で答えを写すだけ」というインプット学習の悪い習慣を積み重ねてしまいます。
これでは意味が無いばかりか、塾の宿題が学校の授業の妨害までしてしまっているのです。
大量の宿題によって、日常的に時間が奪われるため、自分が本当にやらなければならない勉強が出来なくなってしまいます。
岳伸塾では、「これをやってきなさい」という宿題はほとんど出ません。
内容を指示するのは「指示しなければ家庭学習をやらない生徒」や「自分で何をするべきか考える力がない生徒」のみです。
ほとんどの生徒は宿題の内容を何も指示しません。
ただ、「毎日30分以上の家庭学習」という時間だけが決まっているだけです(2022年4月から採用。以前は宿題なし)。
これが宿題です。
塾で大まかに学習計画を立てているので、家庭学習で何をすれば、この計画が達成できるのか自分自身で判断できるはずなのです。
最初は出来なくても、判断できるようにならなければいけないのです。
また、問題の解き方も毎回指示はしません。
基本的な勉強法を教えているので、どうすれば効率的に学習が出来るのか生徒自身が毎回考えてほしいからです。
勉強は常に工夫して効率的に行わなければなりません。
勉強法も自分自身で臨機応変に考えられる力をつけるためには、実践を通して、自分自身で考えて行う習慣が必要なのです。
「毎日30分以上の家庭学習」という時間の管理を生徒の父兄に見守ってもらうだけなので、塾としてもかなり負担を抑えることが出来ます。
この家庭学習で計画を達成するために、「何をするべきか」「どのようにするべきか」毎回考えることによって、「自立した学習者」を育てるのです。
宿題を事細かに決められていたら、子ども自身で「何をするべきか、どのようにするべきか」考える余地がありません。
それどころか、全てが受け身の学習になってしまうのです。
「先生が考えたことをやらされる学習」と「自分でこれが必要だと考えたことをやる学習」ではどちらが子どもにとって多くの学びがあるのか誰しもが分かるのではないでしょうか?
受け身学習を続ける依存型の学習者ではなく、どんな場合においても徹底的に自立した学習者に育てるべきです。
学校だけではなく、多くの塾が強制的にやらせることばかりで、「何をすれば」「どのようにすれば」という考える「自由」を与えていません。
それでは何事も自分自身で考えて工夫して効率的に問題解決をするという能力が育ちません。
そのためにはある程度、「子どもの可能性や能力を信じる」ことも大切です。
徹底的に管理して、何もかも指示しなければ出来ないと考えすぎです。
少なくとも岳伸塾の生徒たちの大半は自分自身で考えて学習を行っています。
岳伸塾の実績を見てもらうとわかると思いますが、ほとんどの生徒が田川高校に受験して合格します。
比率で言えば圧倒的に田川高校が多いのです。
この実績は「週2回の通塾、ほぼ宿題なし」で実現したものです。
他の塾と比べれば、圧倒的に学習時間が少ないにもかかわらず、他の塾の生徒に負けていません。
少なくとも田川高校に進学しているので、岳伸塾の全体の学力はほぼ全員が田川市の平均よりはかなり高い水準ではないかと思います。
一部のトップクラスの塾は受講時間や宿題も多く、その塾のトップクラスの生徒たちにはまだまだ勝てていませんが、その生徒たちにも勝てるように岳伸塾は進化を遂げていきます。
2022年4月以前はほぼ宿題なし(宿題を出していたのは勉強が出来ない生徒)でしたが、2022年4月からは新システムを導入し、毎日30分の家庭学習の習慣化を取り入れました。
家庭学習の習慣化によって週1の生徒や50分授業の生徒が多くなっていますが、それでも更なる高みへと挑戦していきたいと思います。