6月までは、高速スピーキング英作文を月の課題としていた。タイムを競い合うものだが、正確性の欠如や文法への配慮が微塵も感じられなかった。ただ暗記を行い、高速にアウトプットを繰り返すというものだった。暗記術の特訓にはなるかもしれないが、長期記憶に残すには難しいといわざる得ない。
そこで、7月からは小学生チーム、中学1年チーム、中学2年・3年男女チームに分かれ問題を出し合うことにした。
狙いは文法の強化だ。暗記カードを作成し、シャッフルを行ってどんな問題が出ても、暗記をすることなく英作文にチャレンジさせる。英作文となるとすぐに手が止まってしまうが、その精神的な壁を文法の力によって乗り越える。まずは主語から、次に動詞・・・。そうやって、一つずつ流れ作業のように単語がアウトプット出来るようにしていく。