岳伸塾では計算アプリ「HAMARU」で楽しく競い合って学んでいます。ゲームが好きな子は、高得点を取るのに夢中になります。気付けば、計算スピードは大きく向上し、電卓の数字の配置も覚えてしまうでしょう。無料ですので是非、アプリをダウンロードして試してみてください。以下はより効率的に計算ができる様になるヒントです。
1.計算が速い人ほど、計算などしていない
いろいろな計算方法があると思いますが、計算をすればするほど最終的には答えを覚えてしまいます。計算が速い人は簡単な計算の答えが瞬時に浮かんできます。計算をする間など無いのが感覚的に分かるはずです。どんな難しい計算も簡単な計算の積み重ねで解けてしまうのは分かるのではないでしょうか?ですので、初めから暗記術を使って覚えてしまうのが最も確実で速い方法だと思うのです。
2.手を使って計算をするとインプットになり覚えられない
手を使って計算をする癖のある子は計算が速くなりません。なぜなら、指を数えてしまうからです。これでは、インプットになりアウトプットにはなりません。記憶の観点から言うと覚えられないから、いつまでも手を使って計算してしまう。その度に、インプットになるという悪循環です。暗記術の基本である「消える化」を利用しましょう。頭の中から記憶を取り出さなければなりません。
指導者がしっかりと間違った勉強法を正さないから苦労するのです。これくらいであれば、両親が直してあげられるはずです。
3.九九は覚えない
九九はかけ算・割り算を遅くする原因の一つです。九九は「記憶術」の一種です。記憶術はアウトプットするのに時間がかかるというデメリットがあるため、かけ算・割り算には向いていないのです。おもしろい事に計算が速ければ速い人ほど九九を言いながら答えを出していません。計算を大量にこなす事で答えが瞬時に出てくるのです。九九で覚えなければ、一桁×一桁のかけ算は36個しか覚えなくて構いません。暗記術を使えばすぐに覚えてしまえるでしょう。
詳しくは暗記術と記憶術のメリットとデメリットを参考にして下さい
4.そろばんの能力は受験に必須ではない
大きな数字の計算ほど、そろばんのような考え方の計算方法が有利になってくるかもしれません。確かにフラッシュ暗算なんか出来る人は魅力的で憧れます。あのレベルになれば、数学においてどれだけアドバンテージがあるのか計り知れません。しかし、受験は必ずしもそこまで求められていませんし、習得に時間がかかりすぎます。数学だけのために、そこまで時間をかける必要はないと思います。今はレジやコンピュータがあるのでそろばんを使う必要がなくなっています。会計のところでそろばんをはじいているお店をもう見かけなくなりました。そのくらい需要がないのです。もう、暗記術を使いながらゲームで楽しく覚えたらよいと思います。