基礎を重視すると成績が伸びないって知っていましたか?
[2016年6月12日 12時29分]
これは数学において最も重要な勉強法の一つです。有名な東大家庭教師は「標準問題は基礎を兼ねる」と言っています。つまり、数学の場合、標準問題が解ける人は基礎問題も解けるのです。まず、基礎の理解は絶対条件ですが、いかに早く標準問題を解けるようにするかが、大切なのです。驚くかもしれませんが、標準問題が解けるようになると、基礎はどんどん捨てていかなければなりません。反復に加えてしまうと、効率が悪くなりただの足かせになります。不安なら、基礎は確認程度に留めるといいかもしれません。基礎を繰り返して繰り返して、基礎の問題で100点を取らせるのはとても簡単です。講師は楽チンですし、教えられる講師もたくさんいます。本人も家族も満足し、商売にとっては一番儲かる方法かもしれません。しかし、受験で基礎以上のレベルが必要なのであれば、講師が適切な判断をし、出来るだけ早くステップアップさせていく必要があります。
例えば、車の運転を考えてみてください。ミッションの免許が取りたければ、まずはオートマで練習をし、それからミッションに移行するはずです。基礎が大切だからと言って、いつまでもオートマに乗り続けていてはミッションが乗れるようになりません。ところで、ミッションを乗っている人は、基礎が大切だからと定期的にオートマに乗るでしょうか?乗る必要が無いんですよね。それは「ミッションはオートマを兼ねている」からなんです。それどころか、しばらくオートマに乗っているとミッションに乗れなくなる人も出てきます。それはオートマに慣れてしまうからなんです。
勉強も同じです。常に、標準問題を解いていれば、久しぶりに基礎問題を解いてみると、とてつもなく簡単に思えるものです。反対に基礎ばかり解いていると、標準問題や受験問題が難しく感じられます。大切な事は基礎に慣れさせない事。反復に無駄な基礎を加えないようにし、効率化すること。すぐに標準問題に移行し、受験レベルで問題を解く事に慣れさせることなんです。
数学はこの他にもテクニックがたくさんあります。もし、興味がありましたら、是非、本を購入してください(2016年度中には出版する予定です)。当塾の全ての勉強法を載せる予定です。本当は塾に入って頂けるともっとありがたいです。
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