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記憶の性質③ 刺激と忘却。

ここの記事では簡単に「忘却」を起こす方法を覚えましょう。「忘却を自分の意志で引き起こす」こともまた暗記術の基礎に必要な知識ですので、必ず、理解しておいてください。

脳に入ってきた全ての刺激が、忘却を加速させます

全てと言っても、覚えた記憶に関連性の強いものであれば、逆に強化されます。しかし、ほとんどの刺激は覚えたい記憶とは無関係のものばかりです。記憶した直後に急速な忘却が起こる理由の1つは、様々な刺激(視覚、聴覚、嗅覚、触覚に加えてあなたがその時に考えた事など)が記憶を薄くしていると私は考えています。

例えば、こんな実験をしたとしましょう。想像してみてください。あなたが真っ白な部屋の中で、1枚の「りんご」の絵を10秒間だけ見たとします。30分後、さっき何の絵を見たかと聞かれたら、おそらく答えられるはずです。さらには、その白い部屋に拘束され、1年後、部屋に入って何の絵を見たかと聞かれたら、間違いなく答えられるはずです。10年後、20年後、死ぬ直前まで一生忘れることはないでしょう(頭がイカれてなければですが・・・)。なぜなら、部屋に入ってから、りんごの絵しか見ていないのですから。たった10秒しか見ていないのに、何の感情(うれしい経験でも、嫌な経験でもない)も働かなくても、記憶術を使わなくても、覚えようと意識しなくても、覚えてしまいますし、忘れる事も出来ません。

反対に、学校の授業中(普通の日常)で、全て種類の違う100枚のくだものの絵の中にりんごの絵が1枚だけ入っています。これらを10秒間ずつ見たとします(何を覚えるかは告げない)。全てを見終わった後、何の絵があったか全て答えよといわれたら、他の絵の情報が出てきて、りんごの絵を思い出せないかもしれません。今度は部屋に拘束せずに、普通に暮らしてもらいます。10年後、りんごを思い出すことが出来るでしょうか?10年、20年、30年、記憶し続けることができるでしょうか?10秒間だけ見せられたくだものの絵なのです。この実験そのものの記憶すらいずれ忘れてしまうでしょう。

これは実験をするまでもなく、経験則からも分かります。

嫌なことを経験したことも、時間とともに記憶が薄れていくのは、それ以外の様々な経験が記憶をかき消していくからです。当然といえば当然ですよね。

勉強においては、厄介な忘却の機能。しかし、この性質を逆に利用することで暗記術の質を高める事が出来ます。暗記術の記事で取り上げますので、今は・・・

脳に入ってきた全ての刺激が、忘却を加速させる

とだけ覚えてください。

そして、忘却を起こさせる方法は「記憶したいこと以外の刺激を与える」だけ。他のことを考えるだけなので簡単ですね。

勉強をする時は出来る限り、余計な刺激を受けるような環境をなくしましょう。勉強以外のことを考えるのをやめましょう。忘却のスピードがより増している状態で、勉強をしても効率的ではありません。集中ですよ。集中。

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